時計のお勧めメンテナンス!

ムーブメントはもちろん、ブレスレットや風防の老化は、経年変化のみによって起こるものではありません。日常的なケアこそ時計と長く付き合うために必要な基本メンテナンスなのです。

時計の基本メンテナンス

①未使用時の保管場所に留意する
時計は湿気や高温が大敵です。使わないときには常温でホコリ、湿度の少ない場所を選びましょう!また、パソコン、AV機器、携帯電話の近くなど磁器を帯びやすい場所も避けてください。
②時計を外したら裏蓋やベルトを拭く
裏蓋やバンドは直接肌に接している部分ゆえ、汗や皮脂が付着して汚れ易いものです。外した際に柔らかい布などで拭き取るだけでバンドやパッキンなどの寿命が変わってきます。
③風防のキズや汚れにも配慮を
風防は指紋や汚れが付着し易いので、セーム革や乾いたタオルでこまめに拭き取り、汚れの定着を防ぎたいものです。それだけでキズがつきにくくなり、老化も防げます。

腕時計バンドのメンテナンスについて

バンドは常に肌と接し汗やホコリにさらされています。汚れたままにしておくとサビや汚れで衣類の袖口を汚したり、お肌のかぶれの原因になることがあります。常に清潔にして下さい。
<<ワンポイントアドバイス>>
 ・『金属バンド』の汚れは中性洗剤を水で薄めた液で洗って下さい。汚れがひどい時は柔らかい歯ブラシを使ってバンドの隙間の汚れを洗い落とし、バンド駒の隙間に水分が残らないよう乾いた布で拭き取り、よく乾かして下さい。
 ・『皮革バンド』は、水がかかったり汗をかいたときには直に吸湿性の良い乾いた布などで吸い取るように軽く拭いて下さい。汗を多く乾くようなときは、時計は少し緩め(指1本入る程度)につけ、腕から外したら風通しの良い場所へ置いて下さい。
 ・『ポリウレタンバンド』は、弾力性がなくなってきたり、ひび割れが生じてきたときは早目のお取替えをお奨めします。